闇金業者の新たな形態”給料ファクタリング”
給料ファクタリング
そんな言葉を最近聞いた覚えがありませんか?
給料ファクタリングは新しい資金調達方法であなたの給料を受け取る権利を売る事でお金を手に入れる事ができます。必要に応じて給料を前借りすることが出来るのです!
しかも、従来の貸金ではなく、ファクタリングなので貸金業法の制限利息に引っかかる事もなく、信用情報がブラックの方でも利用しやすい非常に便利な新しい方法なのです。
というのは全部嘘です
給料ファクタリングはファクタリングを謳っていますが、実態は高額な利息を取っている闇金業者です
給料ファクタリングは闇金です!
給料ファクタリングの業者を調べると上記のような言葉を並べて、いかにも給料ファクタリングは健全で安心なモノのように宣伝している所ばかりでしょう。
しかし、給料というモノは労働基準法で雇用主が労働者に直接支払うと定められており、第三者である業者が受け取る事は認められていません
給料ファクタリングは闇金業者が都合よくファクタリングと言っているだけで法的にファクタリングとして認められたというケースは1件もありません。
それどころか裁判では「これは借金である」と明言されています。
給料ファクタリングの手数料は違法!
給料ファクタリングは借金ではないから利子はない
それでは給料ファクタリングの業者はどうやって利益を得るのか?
闇金業者は手数料として引いた金額を貸しているのです。
大抵の業者は手数料として金額の20%~30%は引いているといわれており、これは年利換算するととんでもない高利になっています。
給料ファクタリングの被害者は複数の業者から借りている
給料ファクタリング業者の10万円を超えるような金額を貸す事はまず無く、1万~5万といった小額を貸すというのが普通です。
その為、給料ファクタリングを利用する人は複数の給料ファクタリング業者を利用している事が多い傾向にあります。
新型コロナウィルスによって不景気が進み、失職や減給が増えると、目先の現金を求めて「即日現金化」とか「借金ではありません」といった給料ファクタリングに頼ってしまいます。
しかし
ネットを見てみるとこの書き込みの人ように給料ファクタリングを利用している人は闇金から借金をしているという感覚が薄いという人が多いのです。
給料ファクタリングはヤミ金です!
給料ファクタリングの手数料は前にも書いたように20%~30%です。
これは利子で考えると利息制限法で定められている上限金利の年20%を軽く超えています。