金融取引を装った新しいヤミ金

企業の資金調達方法に用いる金融取引「ファクタリング」を装って手数料を騙し取るという手口のヤミ金業者が増えているそうです。

今年の1月に貸金業法違反容疑でこのファクタリング業者が摘発されましたが、未だに業者の実態が分からない事が多く被害の規模も分からないのが現状のようです。

ファクタリングは企業が保有する売掛金をファクタリング会社が譲り受け、 期日前に支払いする仕組みで元々中小企業の資金繰りを支援策として使われていた取引でした。

しかしファクタリングは融資でなく、取引手数料にも明確な規制がないので手数料の設定は業者のさじ加減次第という面があり、法規制が厳しくなったヤミ金業者がファクタリング業者に衣替えし、手数料名目で高い金利を取るケースが増えているようです。