なぜ闇金から借金をしてしまうのか?

闇金は、昔から違法な行為を続けています。
違法業者のはずなのに、闇金がなくならないのは何故なのか?

それは単純な理由で闇金を利用してしまう人間がいるからです。

闇金が違法行為にも関わらず未だに後を絶えないのは、一部の人間にとっては根強いニーズがあります。

なぜ闇金から借りてしまうのか?

ほかにも貸し金業者はいるのに何故わざわざ闇金から借りているのか?

それは総量規制という法律が施行された事が一つの要因だといわれています。

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。(ただし一部除外または例外となる借入れもあります。)

貸付けの契約には「個人向け貸付け」「個人向け保証」「法人向け貸付け」「法人向け保証」の4種類があります。その中で、総量規制の対象となるのは、「個人向け貸付け」のみであって、法人向けの貸付けと保証、また個人向けであっても個人向け保証については総量規制の対象にはなりません。
総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借り入れる行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入れる場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

引用元:日本貸金業協会ホームページ

上記の通り、個人向けの貸付けに3分の1という規制がかかったために今まで通りにお金が借りれなくなってしまった人達が、新しくお金を借りる先を探した結果が闇金だったというケースが増えているようです。

お金の借りすぎを防ぐ為に作られた法律によって闇金の利用者が増えてしまうという皮肉な結果になっています。

闇金から借りてしまった場合はどうすれば良いのか?

闇金業者から一度お金を借りてしまえば、法外な金利、完済させない返済、取立て、嫌がらせ等の地獄のような日々になるでしょう

大抵こうなってしまうと一時的に取り立てを凌ぐために他の闇金業者から借りてしまうという悪循環に陥ってしまいがちです。

違法な貸し付けに返すなので義務のないお金ですが、脅迫のように「返せ、返せ」と圧力をかけてくる相手を無視しつづけるのは精神的なタフさがなければ無理です。

闇金の取り立てはどうすれば解決するのか
闇金は違法業者なので、警察に相談すれば良いという人も居ますが、警察は民事不介入というルールにより、借金に関しては民事として扱われるので動いてくれない場合もあります。

・親族間の揉め事
・男女のトラブル
・個人・業者からの借り入れによる借金問題

上記の物は民事として扱われるため犯罪だとわかっていても逮捕することは難しく、警察が動くには事件性が必要になります。

やはり、そういった闇金問題の解決は専門家に相談するのが一番確実です。

だからといって闇金対応はどの法律の専門家でも良いというわけではありません。
闇金業者を相手すると事務所にも嫌がらせの電話が来て、他の業務に影響が出る可能性があり、闇金対応の依頼は受けないという事務所もほとんどなのです。

ほかにも闇金対応に慣れていない事務所だと、取り立てが止まらなかったり解決まで時間がかかったりと思ったようにならない事もよくある事です。

専門家に相談するなら闇金対応に実績のある事務所をオススメします!