ヤミ金業者が利用するカモリストについて

カモリストとは、悪徳商法(アポイントメント商法、デート商法、内職商法、架空請求、振り込め詐欺、出会い系サイト、ワンクリック詐欺)等で何回も騙されたことのある被害者の個人情報が記載された名簿のことを言います。

このカモリストは、名簿屋と呼ばれる業者が、ウェブサイトなどで販売しており、ネット犯罪の温床になっていると言われています。

一旦掲載されると、闇金業者をはじめとする悪質業者や振り込め詐欺団などによる二次勧誘のターゲットとなり、連日のように電話やダイレクトメールなどで勧誘されるようになります。



また、闇金業者の場合、一度でも闇金に借りた事実があれば、業者内のリストに登録されることになります。そして、その情報は、関係する別の闇金業者に流出し、流出した先やその他の闇金業者からも勧誘が来ることになるのです。




このように、一度流出したデータは拡散されるため、残念ながら自分の個人情報を削除することは不可能に近いのです。



個人情報保護法では、本人の申し出があれば削除できるオプトアウトという仕組みがあり、第三者への提供を停止することが可能ですが、数多く存在する名簿屋が全てその求めに応じるということは現時的に考えて難しいと言えます。




また、基本的にリストは販売行為を法的に禁止されているものではないため、警察の取り締まりにも法律上限界があり、行政側の是正措置も進んでいないのが現状です。